義経主従が文治元年(1185)11月17日により5日館潜居した
元の吉水院。明治初年、廃仏毀釈により神社に改められ現在に
至っている。書院の中には義経潜居の間があり、その傍らに一
畳ほどの弁慶思案の間がある。ここで弁慶が今後のことを思案
したという。また一行にゆかりの品として、義経所用の色々威
腹巻や鞍・鎧・静所用の鎧・弁慶所用の籠手や七つ道具、佐藤
忠信所持の兜などが伝えられている。


蔵王堂から徒歩5分 8:00〜17:00
不定休
境内拝観自由、書院拝観400円